ものづくりマーケットプレイス「rinkak（リンカク）」が「2014年度グッドデザイン賞・ベスト100」を受賞

2014/10/01

株式会社カブク（本社：東京都渋谷区、代表取締役：稲田雅彦、以下カブク）が運営する3Dプリント技術を使ったものづくりマーケットプレイス「rinkak（リンカク）」が、2014年10月1日、「2014年度グッドデザイン賞」及び「2014年度グッドデザイン・ベスト100」を受賞したことをお知らせ致します。また受賞に合わせ東京ミッドタウンにて開催される「グッドデザインエキシビション2014」（2014年10月31日（金）～11月4日）に出展致します。

カブクは「ものづくりの民主化」を目指し、「rinkak（リンカク）」（https://www.rinkak.com）を2013年9月10日より正式提供を開始致しました。クリエイターは高価な製造設備を持っていなくても、インターネット上で製造を行うことができ、３Dデータさえ作ればプロダクトを製造販売できるサービスです。

そして今回、グッドデザイン賞では「3Dモデルによるビジネス市場を創出しており、ものづくりの民主化を先導する優れたサービスである」として高い評価をいただきました。

「rinkak（リンカク）」は今後も、多種多様な分野のクリエイターとユーザーによる創発性の高いコラボレーションの受け皿となることを目指し、3Dプリンターと伝統工芸とのコラボレーションによる新しいものづくりの可能性を大きく広げる機会をより一層充実させてまいります。

■グッドデザイン賞審査委員評価コメント

モデルデータを3Dプリンタで出力して送ってくれるサービスはすでに多数存在するが、その中でも「rinkak」は先を行くサービスである。まず素材について、通常ならプラスチックなど数種類に限られるところ、ここでは陶器、金属、ラバーなど全30種類以上から選べる。また、とても高精細な滑らかな表面を持ったモデルを出力でき、そのまま指輪などの装飾品として使える。デザイナーは自分で作った3Dモデルをこのサイト経由で物品として販売できる。実体化された物だけを販売するサイトであるため、不本意にモデルデータが広まってしまうことは無い。またCreative Commonsの自由に改変できるデータも扱っている。3Dモデルによるビジネス市場を創出しており、ものづくりの民主化を先導する優れたサービスである。
（グッドデザイン賞・ベスト100 rinkak紹介ページより）

■グッドデザインエキシビション2014（G展）

会期：　　2014年10月31日（金）〜11月4日（火）
入場料：　1,000円（税込・5日間共通）中学生以下は入場無料
会場：　　東京ミッドタウン（東京都港区六本木）
　　　　　東京ミッドタウン・ホール(ミッドタウン・イーストB1F)
　　　　　「グッドデザイン・ベスト100」特別出展
主催：　　公益財団法人日本デザイン振興会

[グッドデザインエキシビション2014公式サイト]
http://www.g-mark.org/gde/2014/

■展示予定作品

rinkakにご登録中のクリエイターの作品で、高性能3Dプリンターで実際に出力した作品を展示致します。素材の特徴を活かして制作された作品を、どうぞお楽しみください。
また、出品予定の伝統工芸とのコラボレーション作品「mOment KUMO」につきまして、2014年9月30日までの販売でしたが、展示期間終了（11月４日）まで延長させて頂くこととなりました。こちらにつきましても引き続き、ご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。

吉井宏 [PENGUINCAT (TDW_1903)] 素材：フルカラー石膏